C++プログラミング虎の穴

開発環境付き!一から始めるC++本

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C++プログラミング虎の穴

出版社すばる舎
発行日2003/09/18
著者有限会社ディクレ 古原伸介
ページ数270
ISBN4883993019
サイズA5版

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この本はプログラミング言語「C++」を初めて学習しようという人向けに書いた入門書です。プログラミングが初めてという人でも理解できる内容になっています。まず、C言語レベルの学習、続いてC++の追加機能、そしてオブジェクト指向を学びます。各項ごとに「問題」があるため、それを解くことで学習した内容を実践しながら学ぶことが出来ます。文法だけではなくその使い方についても量をさいて説明しています。

【この本の特徴】

●重点を絞った項目内容

プログラミングに最も重要なところに絞って、その分丁寧な解説を心がけています。あまり使わない文法はあえて切り捨て、本当に使う文法に絞って解説量を増やしています。文法もとても簡単な使い方から解説をはじめています。

●多数の問題&開発環境が付属

結局の所プログラムは本を読むだけでは修得できません。だから問題をたくさん付けています。さらにBorland-C++コンパイラとそれに対応したオリジナルの開発環境もCD-ROMに収録されています。これで実際にプログラミングをしながら学習することが出来ます。コンパイルもボタン一つで出来ます。問題は私が講師で実際に出してきた実績があるものばかりです。

●実践的内容

この本は基本的に文法書だが、その文法はなぜあるのか、実際には何に使うのか、どういうメリットがあるのか、ということを忘れずに書いています。

目次

●はじめに
Part1 C++の学び方
  1.C++とは
  2.C++を学ぶ手順
  3.コンソールアプリケーションとは?
  4.プログラム開発の手順
  5.コンソールアプリケーションの開発
  6.付録CD-ROMでの開発
Part2 プログラミングの基礎
  1.画面への表示
  2.変数と入力
  3.演算
  4.条件分岐
  5.繰り返し
  6.関数
Part3 本格的プログラミング
  1.ランタイムライブラリ
  2.ポインタ
  3.配列
  4.文字列
  5.構造体
  6.C言語部分での総合課題
Part4 Better-CとしてのC++
  1.Better-CとしてのC++
  2.関数のオーバーロード
  3.引数のデフォールト値
  4.参照
  5.new と delete
Part5 オブジェクト指向
  1.オブジェクト指向とは?
  2.オブジェクト指向はなぜ必要か?
  3.オブジェクト指向の学び方
Part6 クラス
  1.クラスを使ってみる
  2.クラスの基本
  3.アクセス指定子
  4.コンストラクタ、デストラクタ
  5.クラスとクラスの関係
  6.継承
  7.演算子のオーバーロード
Part7 アプリケーション開発
  1.オブジェクト指向の開発手順
  2.テーマ:クイズソフト
  3.オブジェクト指向分析
  4.オブジェクト指向設計
  5.実装
  6.問題解答(注:問題解答はCD-ROMにのみ収録)
●あとがき これからの学習について
●索引



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