IHOとは?



情報化の発展は私たちの生活に大きな変化をもたらした。ホワイトカラーは会社に行かなくても仕事が出来るし、インターネットは誰でも簡単に世界中に情報を発信することを可能にした。情報処理は手軽に個人が行えるようになり、情報発信権はマスコミの独占体制から開放された。このような変化は「デジタル革命」と呼ばれ、産業革命以来の大変革をもたらしつつある。

そして、人々が働く状況も大きく変化しつつある。デジタル革命は「SOHO(SmallOffice HomeOffice)を生み出した。これは、会社に行かなくても、会社から遠く離れた小さなオフィスや、あるいは家庭などから会社の仕事が出来る、というものだ。インターネットなどの情報通信技術の発展がこれを可能とした。これからは在宅勤務は当たり前の物になっていくだろう。

しかし、我々はさらに一歩進んだ物を提案したい。IHO(Independence Home Office )独立系ホームオフィスだ。これはどういうものかというと、会社などに所属せず、基本的には個人事業主として独立しており、しかも店舗などを持たず、自分の家庭をオフィスとして情報通信技術を基盤に仕事をしている人たちのことだ。具体的には、個人でやっているインターネットベンチャーなどだ。

IHOの定義としては、以下の条件を満たしている人たちということになる。

  1. 在宅で仕事をしている
  2. ITを仕事の基盤としている
  3. その仕事で自立している
  4. 下請けではない
つまり、家でITを駆使して仕事をし、その仕事だけで生活できて、下請けでもなく自分が作ったもの以外の会社にも所属していない人たちである。このような人々は今、どんどん増えている。これからも増え続けるだろう。

では、なぜこれらの人々は増え続けているのか。それは、「デジタル革命」のため、産業構造に大きな変化が起こっているからである。日本ではバブル崩壊以降、不況に見舞われているが、これはアメリカなどでは既に起こったことである。つまり、産業革命以降の工業化社会が崩壊し、情報化社会が生まれようとしていたのだ。その過程においては、工業化社会を担っていた産業が次々と崩壊していき、そこで余った人々が情報化産業に入っていく、という構図がある。しかし、それは簡単なことではなく、情報化産業の会社に就職できる人は少ない。そこで、いっそのこと独立してIHOとなるのである。

実はこれは産業革命の時に発生したことの逆である。産業革命は農業社会から工業社会への変革だが、その過程では、イギリスなどでは囲い込みなどによって余った農民たちが大量に都市に流れ込み工場に就職し、工業化社会の労働者たちとなっていった。今度は逆に、会社に所属する人たちが不況で大量に解雇され、情報化を武器とした独立事業者へとなっていくのである。

実際、IHOは日本でも急激に増えている。このホームページでは、既にIHOになっている人を支援すると同時にIHOになりたい人も支援していきたい。それは、「デジタル革命」の進行を早めることになるだろう。


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