第4章 行の追加、変更、削除
4.1 行の追加
行の追加はINSERTで行う。
INSERT INTO テーブル名 ( 列名 ,,, ) VALUES ( 値 ,,,)
列名と値の順番を対応させて記述する、
例:sidが6,snameがキウイ、tankaが200を追加
INSERT INTO shouhin (sid ,sname ,tanka) VALUES (6 ,'キウイ',200);
なお、必ずしも全ての列を指定する必要はない。指定されなかった列はNULLまたは初期値(列にDEFAULTで設定された値)になる。
主キーが INETEGERの場合には、主キーを指定する必要は無い。自動的に連番が入る。
INSERT INTO shouhin (sname ,tanka) VALUES ('かき', 100);
4.2 行の変更(UPDATE)
既存の行の内容を変更するにはUPDATE命令を使用する。
UPDATE テーブル名 SET 列名=値 , 列名=値,,, WHERE 条件;
例:sidが1の行の単価を100に
UPDATE shouhin SET tanka=100 WHERE sid=1;
注意: WHERE をつけない場合、全行が対象となる。
複数項の列を対象とする場合、カンマで区切る。
例:sidが5の行の単価を120に、snameを「かき」に
UPDATE shouhin SET tanka=120, sname='かき' WHERE sid=5;
4.3 行削除(DELETE)
既存の行を削除するにはDELETE命令を使用する。
DELETE FROM テーブル名 WHERE 検索条件;
例:sidが5の行を削除
DELETE FROM shouhin WHERE sid = 5;
注意: WHERE をつけない場合、全行が削除となる。