
基本的な画面

リンクファイルウィンドウを使用時
アイデアツリーは階層的に情報を整理し、活用するソフトです。以下のようなことに使えます。
- 文章の構成を考える
- アイデアを整理する
- メモを取る
- 章立てしながら文章を書く
- ファイルやURLの階層的な管理
- ToDoリスト(やる仕事の管理)
- 階層的なチャートを簡単に作成
- 階層的なホームページの作成
- その他の活用法はこちら
機能的には以下のようなことが出来ます。
- ツリーの作成とそれに対応するテキストの作成
- ツリーの階層アップ/ダウンや移動も自由自在
- 階層に対応した章立て文字を自動生成し、全ツリーをテキスト化
- ツリーにチェックマークや削除線、カテゴリを付ける機能
- 作成したテキストを一括してテキストファイル/HTMLファイル/RTFファイル出力
- 作成したテキストの印刷、階層毎の印刷(段組も可能な印刷機能)
- 作成したツリーにリンクファイルを設定・その表示
- ツリー構造を簡単に階層図に出力(チャート機能)
- ツリーの検索、複数のアイデアツリーファイルからの検索
- ツリーの更新・作成時間を記録
多数のユーザに使用されています!
1995年の発表以降、数え切れないバージョンアップを続け、機能強化されてきたアイデアツリーは多数のユーザに使用されています。累計ユーザ数は1万人以上。個人ユーザはもちろん、大学や大企業等にもライセンスされています。そのユーザからのフィードバックを元に新しい機能が次々に搭載され続けています。
1999年にはアイデアツリーの書籍「アイデアツリーパソコン発想法」も出版され、2002年には「窓の杜」大賞にもノミネートされました。多数の雑誌、書籍にも紹介されています。書籍では中公新書の「文化系のパソコン技術」や新曜社の「フィールドワークの技法」などです。
何に使うソフトなのか?
アイデアツリーはいろいろなことに使えるソフトです。その使用方法はユーザの工夫次第でいくらでも広がりますが、いくつか例を紹介したいと思います。
たとえば、文章を書くとき、書くことはいろいろあるのに、その構成をどうしたらよいか、迷うことはありませんか?
そういうときに必要になるのがアイデアプロセッサです。文章の構成要素をいろいろ書き出してみて、それらをグループ分けしたり、上下関係を変えてみたり、順番を変えたりして、最終的な構成を考えます。
アイデアツリーでは、ツリーを自由に追加、編集し、ツリーごとに文章を書くことが出来ます。それらの移動も自由自在です。また、ツリーにチェックマークや削除線などの装飾を施すこともできます。
また、ツリーに、様々なファイルを割り当てる「リンクファイル機能」もあります。これを使えば、階層的な文書の管理やURLの管理も出来ます。
そして、最終的に一つのテキストファイルに章立てした形で出力できるのです。
テキストファイルにする以外にもツリーごとにHTMLファイルにしたり(もちろん、リンクも張られます)、段組で印刷したり、構成図を作成したりなど、アウトプットも多彩です。
アウトラインプロセッサのように、トップダウンで文章を書くときも、アイデアプロセッサとしてボトムアップで物事を考えるときも、アイデアツリーを大いに活用してみてください。
具体的な使用例
アイデアツリーを具体的にはなにに使えるかを簡単に紹介します。
- ToDoリスト/仕事のチェックリスト
- 論文の作成/書籍・マニュアル・小説の執筆
- メモ/ノートをとる
- マニュアル・仕様書の作成/配付資料(印刷物)の作成
- インターネットのブックマークを管理する
- 論文を章ごとにページ分けしてホームページにする
- 企画を考えたり、計画を立てたり、構想を練ったりするときのメモ
作者はアイデアツリーを用いて書籍の執筆やプログラムの構造を書いたり、メモを書き留めたりすることに使用しています。無くてはならないソフトです。
そのほか、いろいろな使用例がアイデアツリー活用事例集にあります。
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