同期について


このページではDicreのWindowsCEソフトのデスクトップとの同期について説明しています。最低限、ファイルやフォルダ、拡張子とは何かを知っておく必要があります。そのような知識がない場合には、DicreのWindowsCEソフトはおすすめできません。

概要

DicreのWindowsCEソフトは、ActiveSyncの同期フォルダにデータを入れて同期します。

同期フォルダを設定する

DicreのWindowsCEソフトを同期するためには、ActiveSyncでファイルの同期を出来るようにしなくてはなりません。タスクトレイのActiveSync()を開いて以下の画面を出します。

「情報の種類」に「ファイル」があればファイルの同期ができる状態ですが、無い場合には、[ツール]-[オプション]で「ファイル」にチェックを入れて同期できるようにします。

このとき、ファイルを選択した状態で「設定」ボタンを押すと、デスクトップの同期フォルダがどこになるかが分かります。通常、My Documents配下のフォルダになります。

WindowsCEマシンの方の同期フォルダはPocketPCの場合、My Documentsです。H/PCの場合、MyDocuments\同期フォルダです。

同期する

同期したいデータファイルを同期フォルダに置くと、自動的に同期されます。このとき、デスクトップの同期フォルダとCEマシンの同期フォルダのファイルの日付を比較し、日付の新しいファイルが日付の古いファイルに上書きされます。

Dicreのソフトの「データファイル」とは以下のファイルです。
アイデアツリーidtファイル
TCARDcsvファイル
SelfManagersmnファイル
SelfManagerのデータファイルは、最初にSelfManagerを閉じようとしたときにデータをどこにどういう名前で保存するかを指定したします。全て初期設定のまま何も変更しないなら、SelfManagerをインストールしたフォルダにsman1.smnというファイル名であると思います。

簡単な同期の方法

最も簡単な同期方法をここに書いておきます。
  1. デスクトップで[ファイル]-[名前を付けて保存]で同期フォルダに保存する。
  2. CEマシンの方で、[ファイル]-[開く]でそのファイルを開く。

注意点

ディクレのソフトはファイル単位の同期しかできません

これはどういうことかというとファイルの中のデータ単位での同期は出来ないと言うことです。

つまり、デスクトップとCEマシン両方でデータを更新し、同期を取ろうとすると、どちらか日付の新しいファイルが古い方に上書きされるだけなので、どちらか古い方の更新は消えてしまうことになります。

正しく同期するためには片方で変更したら、もう片方で変更する前に必ず同期する必要があります。

Q&A

自動的に同期されないのですが?

ActiveSyncを開いて[ツール]-[オプション]の「同期モード」で「デバイスが接続されている間、継続的に同期」を選択すると自動的に同期されます。

TCARDで項目の位置を記録した.tcvファイルを同期してもCE版に反映されないのですが?

CE版ではまだ.tcvファイルの一部にしか対応していませんので、項目位置などはCE版には反映されません。


WindowsCEのページへ

Copyright(C) Dicre Ltd.