TextShopはこう使え!

このページではTextShopの便利な使い方を紹介しています


桁の長さをそろえたい

桁の長さを変更したい場面というのはよくあるものです。
そこで例をみながら TextShopでのインデント方法をみてみましょう。
まずは、こういうテキストがあったとします。

   この文章は半角のアルファベット(abcDEF)や、全角のアルファベ
  ット(abcDEF)がいりまじっています。
この文章は64桁で改行されています。これを40桁で改行してみましょう。
普通のツールで改行するとこうなってしまいます。

   この文章は半角のアルファベット(abcDE
F)や、全角のアルファベ
  ット(abcDEF)がいりまじってい
ます。
単純に40桁を超える部分に改行を入れているだけだからです。

そこで、最初の文章に戻って TextShopで桁折りをしてみましょう。
まずは、2行目だけを選択し、[整形]-[先頭の空白を削除]を行います。すると、こうなるはずです。

   この文章は半角のアルファベット(abcDEF)や、全角のアルファベ
ット(abcDEF)がいりまじっています。
次に、この文章を1行にします。[整形]-[1行化]を選んでください。
するとこうなります。

  この文章は半角のアルファベット(abcDEF)や、全角のアルファベット(abcDEF)がいりまじっています。
そして、[整形]-[インデント折り返し]を選び、桁数に40を指定します。
すると、こうなります。

  この文章は半角のアルファベット(abcDE
  F)や、全角のアルファベット(abc
  DEF)がいりまじっています。
ごらんの通り、最初の行のインデントを意識した桁折りが実現しています。
また、2行目のabcの直後にDが入るところで、40桁に達しているため、2バイト文字を意識した改行も実現されています。

このように、 TextShopを使えば、簡単に高度な桁折りが出来るのです。


テキストファイルからCSVファイルを作る

普通のテキストファイルがすばらしいデータである場合、というのは多々あります。通信サービスで取得したデータなどはそうでしょう。DIR コマンドで出したファイル一覧もそうでしょう。

そういうデータをデータベースソフトで読み込んで処理したいのに、CSV(カンマ区切り)データでないばかりに読み込めない、というときに TextShopは使えます。

たいていのテキストデータは間にカンマは打ってないまでも、項目毎に桁位置がそろえられているはずです。そこで、[整形]-[文字の挿入]で項目と項目の間にカンマを挿入します。すると、もうデータベースや表計算ソフトで読めるCSVファイルができあがります。


文字コードを手っ取り早く調べたい

プログラムをつくったりしていると、文字コードを調べたいときがよくあります。そういうときにも TextShopです。

調べたい文字をとりあえずコピーします。まだ調べたい文字をエディタなどで書いていないときは、 TextShopからエディタを起動します。

文字をコピーしたら TextShopでペーストを行います。すると新しいウィンドウが開き、そこに文字が貼り付けられているはずです。

そこで[変換]-[文字→コード]-[コード化]を選びます。すると、文字コードが16進で出力されます。

もしあなたがJISコードを調べたい場合は、[変換]-[文字→コード]-[JIS]を選びます。

もしあなたがEUCコードを調べたい場合は、まずはシフトJISからEUCへの変換を行います。それから[変換]-[文字→コード]-[コード化]を行ってください。


ではなぜ、JISコードの場合もシフトJISからJISへの変換後にコード化を行わないのでしょう? これをやってもいいのですが、そうすると全角と半角を切り替えるためのエスケープシーケンスが入ってしまいます。そのため、純粋にJISコードを調べたい場合は、[変換]-[文字→コード]-[JIS]の方がよけいなコードを入れずに調べることが出来ます。


マックとのテキスト変換

マッキントッシュ用のテキストファイルは、改行コードがCR(0x0D)であり、0x0D0x0Aの2文字を改行コードと見なすDOS/Windows系とは異なっています。このため、このコードを変換する必要があります。

TextShopで[変換]-[CR→改行]を行うと、^Mを改行コードとしたテキストをDOS/Windows系のテキストに変換できます。

また、逆にマック用のテキストを作成する場合は、[設定]-[出力改行コード]で「Macintosh用」を選んで、ファイルを保存してください。


UNIXとのテキスト変換

UNIX用のテキストファイルは、改行コードがLF(0x0A)であり、0x0D0x0Aの2文字を改行コードと見なすDOS/Windows系とは異なっています。このため、このコードを変換する必要があります。

TextShopで[変換]-[LF→改行]を行うと、LFを改行コードとしたテキストをDOS/Windows系のテキストに変換できます。

また、逆にUNIX用のテキストを作成する場合は、[設定]-[出力改行コード]で「Unix用」を選んで、ファイルを保存してください。


ある特定の行だけを抜き出す

ある文字が入っている行だけを抜き出したい、一行おきに行を抜き出したい、という場合には以下のように行います。

  1. [編集]-[対象行選択]で、抜き出したい行だけを選択します
  2. コピーします
  3. 貼り付けます

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