オンラインソフトで使用可能なコンポーネントとは？

パソコンショップなどに行くと、今ではさまざまなコンポーネントが販売されています。これらは非常に高度な機能を持つもので、これを組み込めばあなたの自作ソフトも高機能ソフトに早変わりです。

しかし、これらのソフトにはたいていライセンスの規定があり、ソフトを配布するのに定まった料金を支払わなければなりません。オンラインソフトは、配布は自由が原則ですから、そういうコンポーネントはオンラインソフトには使うことが出来ないのです。

ですが、最近は配布ライセンスフリーのコンポーネントがいくつか登場してきました。これは、開発者が購入さえしてしまえば、DLLやOCX自体はいくらでも配布してかまわない、というものです。これならオンラインソフトにも使うことが出来ます。

このページではそのような配布ライセンスフリーのコンポーネントを「オンラインソフト作者向けコンポーネント」として紹介していきます。おすすめのものがあったら是非、skohara@dicre.com まで教えてください。

ImageKit（ニュートン）

JPEG,GIF,BMP,TIFFファイルを読み込み、保存、表示、各種エフェクトが可能なOCX,DLLです。早い時期からライセンスフリーだったのが好感が持てます。体験版がダウンロード可能です。なお、他もそうかもしれませんが、GIFファイルを扱うには米UNISYS社とのライセンス契約を結ばないといけません。注意してください。オンラインソフトとしては、DLLのみでも配布可能なのがうれしいところです。

LEADTOOLS（文化オリエント）

IFF6.0やJPEGなど50種類以上のファイル形式のサポートする強力な画像処理コンポーネントです。ただし、ライセンスフリーなのはPro版だけです。

TX TEXT CONTROL（agtech）

強力なワープロコントロールです。画像の埋め込みや表などにも対応しています。ファイル形式は、RTF、HTML、テキストなど。DTPソフトなども作成可能です。

HyperGear/Grid（SOFTBOAT）

MFCで作られた表コントロールです。ソース付きで販売されているところがうれしいところです。CWndから派生されており、汎用性も高くなっています。MFCなので、Visual-C++でしか使用できません。これは私もほしい・・・。

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