文字列の連結
では、以下のようなプログラムを作ってみましょう。1.「名前を入力してください」と表示し、名前をキーボードから入力する。
2.「あなたの名前は○○です」と入力した名前を表示する。
この場合、以下のようにプログラムを書きます。
str = InputBox("名前を入力してください") str = "あなたの名前は" & str & "です。" MsgBox str
入力した名前はstrという変数に入ります。そこで、まずMsgBoxで表示させたい文字列をstrに入れます。それは「あなたの名前は」という文字列と変数str、それに「です。」という文字列の計3つの文字列を連結させれば表示したい文字列になります。

「&」は文字列を連結させる演算子です。これは「+」でも代用できますが文字列の連結と言うことを表すために & を使います。一度、文字列をstrに再作成してからMsgBoxで表示しています。
これはMsgBoxの右側に直接連結のプログラムを書いても同じ意味です。
str = InputBox("名前を入力してください") MsgBox "あなたの名前は" & str & "です"
文字列の連結は、さまざまな場面で使う技ですので、複雑な連結でも出来るようになっておきましょう。
問題5-5:
まず、「商品名を入力してください」と表示し、商品名を入力(たとえばチョコレート)。次に「価格を入力してください」と表示し、価格を入力(例:150)します。そして「チョコレートは150円、消費税は7円、合計157円」と表示してください。消費税は小数点以下を切り捨てて表示することに注意してください。