VBSプログラミング最初の一歩 VBScript

配列って何?

今までは変数は一つ一つに全て違う名前をつけていましたが、複数の変数に同じ名前を付けて、それを番号で区別する機能があります。それが配列です。

変数はデータを入れるための「箱」ですが、配列はその箱がいくつも列になって並んでいる物と考えることが出来るでしょう。



配列を作るためには、まず配列を「宣言」しなくてはなりません。「宣言」というのは、「こういうのを今から使うのでよろしく」とあらかじめシステムに伝えておくことをいいます。配列を宣言するということは「これからこういう配列を使うのでよろしく」ということです。

配列を宣言するときにはDimという命令を使います。

Dim num(3)

このように書くと、同じnumという名前ですが番号で区別される複数の変数ができることになります。
具体的には、以下の4つの変数が出来ます。

num(0)、num(1)、num(2)、num(3)



Dim num(3)と書くことで0~3までの番号で区別する変数が出来るわけです。

これら4つの変数はそれぞれ独立した変数として普通に使うことが出来ます。
たとえば、

num(0) = 10
MsgBox num(0)

といった感じです。
num(0)の 0 のように配列を区別する数を「添え字」といいます。


☆配列の書き方 配列の宣言: Dim 変数名(最大添え字)
使い方:
変数名(添え字)