VBSプログラミング最初の一歩 VBScript

合計

まずは合計のアルゴリズムです。配列に入っている数を全て合計します。

最初に合計するデータとして配列に値を入れておきます。たとえば5個の配列に適当に値を入れます。

Dim num(5)

num(1)=5
num(2)=8
num(3)=9
num(4)=3
num(5)=2

この数を全て足すときにはどうするか、というのが合計のアルゴリズムです。

このような合計を計算するときにはまず答えを入れる変数を用意し、その変数を0に初期化しておきます。

goukei = 0

次にfor文で配列の要素を一つずつ、この変数に加えていきます。

for i=1 to 5
	goukei = goukei + num(i)
next

そうするとこのfor文を抜けたときにはgoukei変数の中に合計が入っていることになります。
ポイントは、for文の中の

goukei = goukei + num(i)

です。これはgoukei変数にnum(i)を加えてそれをgoukeiに代入します。goukei変数に値を足し込んでいくわけです。num(i)はfor文によってnum(1)からnum(5)まで変わっていきますので、全ての値がgoukei変数に加えられていきます。goukei変数は最初値が0なので、結果はnum(1)からnum(5)までを足した値になるわけです。

●全プログラムリスト

Dim num(5)

num(1)=5
num(2)=8
num(3)=9
num(4)=3
num(5)=2

goukei = 0

for i=1 to 5
	goukei = goukei + num(i)
next

MsgBox goukei