VBSプログラミング最初の一歩 VBScript

カウント

次に合計と似ているアルゴリズム「カウント」を考えてみます。カウントは何個あるか数えるアルゴリズムです。今度は配列に0か1かを代入しましょう。

Dim num(5)

num(1)=0
num(2)=1
num(3)=0
num(4)=0
num(5)=1

この中に1が何個あるかを数えるプログラムを作ってみましょう。
まず、合計と同じように、答えを入れる変数を作って0を入れておきます。

kotae=0

そしてfor文で全ての要素を一つずつ調べていきます。1の要素があったら答えを入れる変数に1を加えていきます。

for i=1 to 5
	if num(i) = 1 then
		kotae = kotae + 1
	end if
next

for文で1から5まで繰り返すのは同じですが、その中でif文を使いnum(i)の要素の内容を調べます。num(i)が1だったら答えを入れる変数に1を加えていきます。これでnum(i)に何個1があったかが最終的にkotae変数にはいるわけです。

●全プログラムリスト

Dim num(5)

num(1)=0
num(2)=1
num(3)=0
num(4)=0
num(5)=1

kotae=0

for i=1 to 5
	if num(i) = 1 then
		kotae = kotae + 1
	end if
next

MsgBox kotae



問題9-1
5回入力し、その中で何回1と入力したかを数えてください。