時刻

時刻の処理も日付と似ています。まず、現在の時刻を求めてみましょう。

jikoku = Time

Time関数を使うと現在の時刻が求まりますのでこれを変数 jikoku に入れています。
表示はMsgBoxでそのまま変数を渡します。

MsgBox jikoku

これで 13:32:15 のような形で表示されます。
では、３時間後の時間を計算してみましょう。時間の計算は、まず３時間のシリアル値を求めることから始まります。それを現在時刻に足します。シリアル値というのは、時間を表す値のことだと思ってください。３時間を表す値を求めるわけです。それにはTimeSerial関数を使います。

jikoku = jikoku + TimeSerial( 3 , 0 , 0 )

TimeSerial関数の引数は、時、分、秒です。この例では時に３、分と秒は０ですので、３時間のシリアル値を求めています。それをjikokuに足しています。

では、シリアル値から秒だけを表示したい場合にはどうすればいいでしょうか？　この場合、Second関数を使います。

MsgBox Second(jikoku)

Secondは秒だけを取り出す関数です。他にも時を取り出す Hour や分を取り出す Minute などの関数があります。

問題11-2：
数字を入力し、「現在からn分後は xx:xx:xx です」と表示してみよう。