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アイデアツリー活用事例集

HTML出力で真のツリーを実現するJavaアプレット


この活用事例は伊藤 隆志さん(tt-ito@d7.dion.ne.jp)よりご紹介いただきました。ありがとうございます。

概要:

アイデアツリーのデータを[ツリー別出力]の[フレームでHTML出力]でHTML出力されるツリー部分は単にツリーの形式に段付けされているだけで、アイデアツリーのようにツリーを開閉することは出来ません。

しかし、このJavaアプレットを使えば、ツリーの開閉が出来るようになります。 (下図の左フレーム参照)。

方法:

  1. IdeaTreeで資料を作成する
  2. IdeaTreeで[ツリー別出力]の[フレームでHTML出力]を行う。又、その際、「ツリーファイル名」には、必ず、「menu.html」を指定して下さい。
  3. TreeApplet.lzh(100KB)に同梱されている以下のファイルをHTML出力したディレクトリにコピーする。
  4. index.html をブラウザで起動し、左側のフレームの「All View」ボタンを、2回以上クリックして下さい。(1回クリックすると、ボタンのテキストが「First View」に変わりますが、再度クリックすると、元に戻ります。)

    ボタンの右側に
       <Applet Resized H/W= [アプレットの高さ] / [アプレットの幅]
    の様に表示され、アプレットの大きさが分かります。
    アプレットの大きさが分かったら、それをメモして、ブラウザを閉じてください。

  5. TreeApplet.htmlを、メモ帳などのテキストエディタで開き、以下の、(1)〜(4)、を「アプレットの大きさの調査」で調査した数値に変更し、保存して下さい。

    <APPLET code="treeApplet.TreeApplet.class"
        align="left"
        height="180" ←(1)
        width="250" ←(2)
        archive="tree.jar">
    param name=apH value="180"> ←(3)
    param name=apW value="250"> ←(4)
    </APPLET>

    (1)と(3):180 を、調査した [アプレットの高さ] に変更して下さい。
    (2)と(4):250 を、調査した [アプレットの幅] に変更して下さい。

ダウンロード:

TreeApplet.lzh(100KB)

なお、このアプレットは完全な動作を保証する物ではありません。バグがあるかもしれないことをご承知の上、ご利用ください。

注意:

ブラウザの設定で「Java VM」を有効にして下さい。

(IE5の場合)

ツール(T)/インターネットオプション(O)/詳細設定
で、「Java JITコンパイラの使用(再起動が必要)」のチェックボックスを、ONにして下さい。

なお、以下の開発・テスト環境ということです。

開発言語:Java 1.1.1
動作確認済みのブラウザ:IE 5.0
マイコンピュータ内にドキュメントを置く場合で動作確認済みの環境
Win98 or NTワークステーション
イントラネット内にドキュメントを置く場合で動作確認済みの環境
 サーバー種類:File サーバー
(HTTP サーバーの環境は、ありませんので、テストしていません)
クライアント:Win98 or NTワークステーション

作者の方のご厚意でこのアプレットを公開しています。レポートは歓迎とのことですが、作者の方に負担がかからないようにくれぐれもお願いいたします。

なお、ディクレで独自に試してみたところ、NetscapeNavigater4でも動作しました。また、HTTPサーバーでもOKでした。

変更履歴:

Version 1.0 1999年9月 新規作成

Version 1.1 2000年1月 以下の機能を追加・変更

  1. フォルダーイメージのクリック
    フォルダーの開閉のみだったのを、右フレームがリンクするように変更した。
  2. 右フレームでのリンク
    右フレーム内にあるリンクで、ドキュメントを表示した場合に、左フレーム(メニュー部分)内でどのドキュメントが表示されているかを判るようにした。

解説:

これはJavaアプレットを利用してツリーを実現してしまう例です。アイデアツリーのフレームHTML出力ではツリーの展開までは出来ません。そこでアイデアツリーが出力するツリーのファイルをJavaアプレットが読み込んでツリーの形で表示するわけです。

ツリーをクリックして開閉するようなホームページを作ることはHTMLだけでは出来ません。このようなJavaアプレットかJavaスクリプトの助けを借りる必要があります。

非常に有用なアプレットを作っていただき、伊藤様には大変感謝しています。


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