第一回研究会

第一回研究会報告


九州オンラインソフトウェア研究会では第一回研究会を2000/10/14(土)に行いました。

日時:2000/10/14(土) PM1:30〜PM:5:00

会場:熊本市産業文化会館 第一会議室

参加者:5名

研究会内容

会員によるソフトウェア紹介

九州オンラインソフトウェア研究会会員がオンラインで発表しているソフトの内容について、紹介を行いました。それぞれの会員がノートパソコンで自作のソフトの紹介を行いました。

会員による研究発表

九州オンラインソフトウェア研究会会員が日頃オンラインソフトを開発する中でつちかったソフトウェア開発に関する知識や、オンラインソフトに関係する知識などの研究成果を発表しました。これは希望者が原則誰でも行えるものです(時間の都合で先着順)。

第一回は私、古原伸介と津田伸秀さん、肥後哲也さんが行いました。

PDAソフト開発

発表者:古原伸介(このページ筆者)

PDA全般のソフト開発、というよりほとんどWindowsCE用ソフトの開発について、の紹介を行いました。まず、PDA全般の状況の解説、それからPalm用ソフトの開発概要、そしてメインのWindowsCE用のソフト開発を行いました。

WindowsCE用のソフトはWindows用とそれほど変わらずに開発できるが、微妙な点が違うので、そのあたりを中心に解説しました。

行番号キャッシュ法によりテキストの高速アクセス

発表者:津田伸秀さん

津田さんの発表は、テキストエディタでのデータの効率的な持ち方、でした。既存のよく知られているデータの持ち方(単純バッファ、配列による行ポインタ、双方向リンク)などの紹介の後、津田さんが開発された「行番号キャッシュ法」が紹介されました。双方向リンク+前回のアクセスのキャッシュという方法です。双方向リンクの欠点を補うエディタならではの方法でした。

フラクタル演算を応用した3D画像生成

発表者:肥後哲也さん

肥後さんの発表は、フラクタル演算を応用していろいろな3D画像を作る、というものでした。フラクタル演算をよくしらない人にもわかるように基礎的な解説があり、それからフラクタル演算を使った3D地形や雲の作成方法の紹介がありました。また、それを実際にゲームに応用する方法などの解説がありました。


なお、研究会開催後、近くで懇親会(飲み会です)を行い非常に盛り上がりました。

今回の研究会は非常に興味深い話をたくさん聞くことができました。上記発表ばかりではなく、その合間合間の話や、懇親会での話などどれをとっても面白い話ばかりで、この会を行った意義は大いにあったと思った次第です。

第二回は2001年中に行いたいと思っていますが、開催地なども未定です(福岡?)。興味を持たれた方は是非九州オンラインソフトウェア研究会にご入会お願いします(こちらから)


このページに対する問い合わせは skohara@dicre.com まで。

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