第2回研究会報告


九州オンラインソフトウェア研究会では第2回研究会を2002/02/23(土)に行いました。

日時:2001/02/23(土) PM1:00〜PM:5:00

会場:福岡市博多区八重洲博多ビル 3F会議室4

参加者:5名

幹事:津田伸秀さん

研究会内容

会員によるソフトウェア紹介

九州オンラインソフトウェア研究会会員がオンラインで発表しているソフトの内容について、紹介を行いました。それぞれの会員がノートパソコンで自作のソフトの紹介を行いました。

会員による研究発表

九州オンラインソフトウェア研究会会員が日頃オンラインソフトを開発する中でつちかったソフトウェア開発に関する知識や、オンラインソフトに関係する知識などの研究成果を発表しました。これは希望者が原則誰でも行えるものです(時間の都合で先着順)。

第2回は私、古原伸介と桝本 清さん、津田伸秀さん、根尾寿さんが行いました。

自動テスト:CppUnitをVisual-C++で使う

発表者:古原伸介(このページ筆者)

エクストリームプログラミングの手法の一つである自動単体テスト化ツール CppUnitをMFCで使うための方法を発表しました。使用する具体的手順と、注意点などをまとめました。資料はこちら。

THREE-LEVEL FSMパターン C++コード ジェネレータ

発表者:桝本 清さん

桝本さんの発表は、状態遷移を表すデザインパターンの一つであるTHREE-LEVEL FSMパターンのC++のコードを生成するジェネレータについてでした。THREE-LEVEL FSMパターンとは何か、という解説があり、状態遷移を記述したテキストファイルからC++のコードを生成するソフトの紹介がありました。

当日の発表資料およびソース(LZH 332KB)

インタラクティブページ記述方式グループウェア vikky

発表者:津田伸秀さん

今回の研究会の幹事でもある津田さんの発表は、自身が開発されたWebグループウェア vikky の解説でした。閲覧者がページを編集できるWebページで、さらにフォームなども自由に簡単に設置できるなど非常に面白いソフトです。現在こちらで試すことが出来ます。

Javaによるマルチスレッド実装の紹介

発表者:(有)ネオシス 根尾寿さん

根尾寿さんの発表では、Javaによるマルチスレッドの実装の紹介がありました。Javaでは、スレッドの同期がSynchronizedキーワードによって簡単に出来る、ということでした。


研究会の模様

「THREE-LEVEL FSMパターン C++コード ジェネレータ」の発表中です。 パソコン画面をみなでのぞき合うというスタイルを取っています。ホワイトボードもおおいの活用されました。



すみません、ピンぼけしています。「インタラクティブページ記述方式グループウェア vikky」の発表中です。



なお、研究会の後、近くで懇親会(飲み会です)を行い非常に盛り上がりました。

今回の研究会も発表自体も面白かったですが、その合間や懇親会での話が面白かったです。いろいろなことが聞けるため、ソフトウェア開発者として非常に刺激になりました

幹事の津田さん、お疲れさまでした。

第3回は2002年中?に行いたいと思っていますが、開催地などもまだ未定です(熊本案有力?)。興味を持たれた方は是非九州オンラインソフトウェア研究会にご入会お願いします(こちらから)


このページに対する問い合わせは skohara@dicre.com まで。

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