Java基本

dokojava サンプルコード Git設定 配列の動作 メソッドの動作

Eclipse

起動

C:\pleiades\2023-12\eclipse\eclipse.exe をダブルクリックし実行する。

「ワークスペースとしてのディレクトリ選択」画面がでた場合、「この選択をデフォルトとして使用し・・」をチェックし起動ボタンを押す。

※実行後はタスクバーのEclipseアイコンを右クリックし「タスクバーにピン留めする」を選んでおくと次回実行が簡単になる。

設定ファイルのインポート

  1. Elipseの[ファイル]-[インポート]で「一般」配下の「設定」を選び、「次へ」を押す。
  2. 「参照」ボタンを押して「Java」フォルダ配下の java研修設定.epfを指定する。
  3. 「再開」を押す
  4. 起動したら[ウィンドウ]-[パースペクティブ]-[パースペクティブを開く]-[その他]で「Java研修」を選択し、「開く」を押す。

プロジェクトの作成

[ファイル]メニューの[新規]から[Javaプロジェクト]を選択。「プロジェクト名」(Lesson)を入力し完了を押す。

プロジェクトをダブルクリックし、開いておく。

クラスの作成

srcを右クリックし、[新規]で[クラス]を選択。「名前」にクラス名を入れる(例:Main)。
必要であれば「public static void main(String[] args)」をチェックする。

右クリックを特定のパッケージで行うことでそのパッケージにクラスを作成する。

実行

実行したいファイルを右クリックし、[実行]-[Javaアプリケーション]。
すると、コンソールに結果が表示される。

もしくは実行ボタンを押す。もしくは、Ctrl+F11を押す。

エディタ

スニペット

コードの断片を素早く挿入できる機能。

Java開発用スニペット

スニペットの設定

  1. Eclipseでスニペットをクリック(スニペットの画面が無い場合:[ウィンドウ]-[ビューの表示]-[その他]で「一般」の「スニペット」を選択)
  2. 下の空いている場所で右クリックし[カスタマイズ]を選択
  3. インポートボタンを押し、ダウンロードしたXMLファイルを指定する(1回1ファイル)

スニペットの利用

ダブルクリックするとカーソル位置に挿入される。

パラメータがあるスニペットは値を設定して挿入できる。

JShell

JshellはJavaのプログラムを1行ずつ試すことが出来るツール(Java9以降)

実行

Pleiadesをインストールしたフォルダの java\17\bin\jshell.exe

使い方

5+3など式を入れると結果を表示する

変数を宣言し、値を入れたり後で使うことも出来る

コマンドでのコンパイル&実行

コンパイル

javac ファイル名
例:javac Sample.java

実行

java クラス名
例:java Sample

EclipseのJDKのPathを設定する

c:\にインストールした場合、以下にJDKのコンパイラがあるのでこれを設定する。

c:\pleiades\java\17\bin

Eclipseで作成したファイルの実行

主な命令

main

class クラス名{
	public static void main(String[] args){
		//	命令文
	}
}

主な命令文

// 画面表示
System.out.println("abc");

// 改行せず表示
System.out.print("abc");


// 数値入力
int num = new java.util.Scanner(System.in).nextInt();

// 文字列入力
String s = new java.util.Scanner(System.in).nextLine();

// 文字列を整数に Integer.parseInt(文字列)
int num = Integer.parseInt(str);

//乱数 例:0~9までの乱数
int num = new java.util.Random().nextInt(10);

変数

変数型

種類Javaの型名リテラル
整数int (他に long short byte)10
浮動小数点数double (他に float)3.5
1文字char'あ'
true か falsebooleantrue
文字列String"あいうえお"

変数の宣言

変数型 変数名;

例:
int num;

初期化

変数型 変数名 = 初期値;

例:
int num = 10;

型変換

// キャストの例
double dbl = 3.5;
int num = (int)dbl;

名前の慣習

制御構造

if文

if(条件式){
	// 条件式がtrueの時
}else{
	// 条件式がfalseの時
}

※elseは省略可能

条件式

条件書き方
aとbが同じa == b
※文字列は a.equals(b)
aとbが異なるa != b
※文字列は !a.equals(b)
aがbより大きいa > b
aがbより小さいa < b
aがb以上a >= b
aがb以下a <= b

論理式

AND条件A && 条件BAを満たし、かつ Bを満たす。
OR条件A || 条件BAを満たす。または Bを満たす。
NOT!条件AAを満たさない

switch文

switch(変数){
	case 値:
		// 変数がその値の時の処理
		break;
	case 値:
		// 変数がその値の時の処理
		break;
	default:
		// 変数がどれにもあてはまらない時の処理
}

while文

繰り返す条件がtrueであれば繰り返す

while(繰り返す条件){
	// 繰り返す内容
}

do while文

繰り返す条件がtrueであれば繰り返す(最初に条件を判定しない)

do{
	// 繰り返す内容
}while(繰り返す条件);

for文

指定回数だけ繰り返す。

for( 初期設定 ; 繰り返し条件 ; 処理後 ){
	//	繰り返す処理
}

最初に初期設定を行い、繰り返し条件がtrueなら繰り返す処理を行う。その後、処理後を行い、また、繰り返し条件がtrueなら繰り返す処理を行う。この繰り返し。

// 「こんにちは」と5回表示
for(int i=0 ; i<5 ; i++){
	System.out.println("こんにちは");
}

拡張for文

配列を1つずつ変数に入れてくれる

for(変数型 変数名 : 配列){
	// 繰り返す内容
}

例:
int[] data = {5,8,9,7,4};

for(int num : data){
	System.out.println(num);
}

breakとcontinue

break 繰り返しを終了し抜ける。
continue 次の繰り返しに進む。

配列

同じ型の変数をまとめて同じ名前で管理。番号で区別する。番号のことを添え字という

添え字は0番から始まるので5個の要素を持つ配列は0~4までの添え字を持つ。

配列を作る

型[] 配列名 = new 型[要素数];

// 5個のint型要素を持つ配列
int[] nums = new int[5];

配列の各要素は 配列名[添え字] でアクセス可能。それぞれの要素の使い方は変数と同じ。

// 配列の値表示
System.out.println(nums[0]);	// 0と表示

※配列の各要素は自動的に0で初期化されます。

配列に値を入れる

配列名[添え字] = 値;

// 配列に値を入れる
nums[0] = 10;
// 配列の値表示
System.out.println(nums[0]);	// 10と表示

配列の初期化

型[] 配列名 = {値,値,値,値,値・・};

// 配列の初期化
int[] nums = {10,5,8,9,20};
// 配列の値表示
System.out.println(nums[4]);	// 20と表示

配列の要素数

配列名.length

// 配列の要素数表示
System.out.println(nums.length);	// 5と表示

全要素表示

動作のイメージ

for文

int[] nums = {10,5,8,9,20};

for(int i=0 ; i < nums.length ; i++){
	System.out.println(nums[i]);
}

拡張for文

int[] nums = {10,5,8,9,20};

for(int num : nums){
	System.out.println(num);
}

メソッド

動作のイメージ

処理を分けたもの。定義しただけでは実行されない。呼び出して実行される。

引数:メソッドに与えるデータ

戻り値:メソッドから返ってくるデータ

メソッドは引数で与えられたデータを元に処理を行い、結果を戻り値で戻す。

※C/C++言語では関数と呼ぶ。Excelの関数と基本的に同じ。

メソッドの定義

戻り値の型 メソッド名(引数){
	// 処理内容
}

戻り値が無い場合、戻り値の型はvoidと書く。

戻り値・引数なし

メソッド名の前はvoid(戻り値なし)。メソッド名の後のかっこの中は何も書かない。

void sample(){
	// 処理内容
}

呼び出すとき:
sample();

引数あり

メソッド名の後のかっこの中に変数宣言を書く(複数ある場合、カンマで区切る)。

void sample(int num){
	// 処理内容
}

呼び出すとき:
sample(10);

戻り値あり

戻り値の型をvoidから返すデータの型にする

int sample(){
	// 処理内容
	return 10;
}

呼び出すとき:
int num = sample();

資料

SQL