変数の代入
kazu = 10
のように変数にデータを入れることを「代入」と呼びます。代入は数値データだけではなく、文字列を入れることも出来ます。
mojiretu = "おはよう"
mojiretuという変数に「おはよう」という文字列を代入しています。

変数に何かのデータを代入すると、それ以前にあったデータは上書きされ、消えてしまいます。一個の変数には一個のデータしか入らないのです。
例えば、
kazu = 10 kazu = 20
のようにすると最初の行でkazuには10という数値が入っていますが、次の行で20に上書きされてしまいます。そのため、kazuの中身は20になります。

また、いったん変数に入れたデータを、別の変数に渡すことも出来ます。
kazu = 10 num = kazu
このプログラムでは最初の行でkazuに10を代入しています。そして、次の行では変数numに kazu を代入しています。kazuには10が入っていますので、numには10が代入されることになります。

num = kazu という行が終了するとnumの中身は10ですが、kazuの中身も10のままです。つまり、代入を行うと右辺の内容が左辺にコピーされる、ということになります。
問題4-2
変数strに文字列として自分の名前を代入して表示してみよう。