Python 応用

クラス

モジュール

他ファイルの関数を使うことができる。このとき読み込むファイルをモジュールという。モジュール名はファイル名の.pyを省略したもの。

import モジュール名

モジュール名.関数名()

例:mathモジュールのfloor関数を使う

import math

num = math.floor(10.5)

asで別名

asで別名を付けることが出来る

import モジュール名 as 別名

別名.関数名()

例:mathモジュールをmの別名にしfloor関数を使う

import math as m

num = m.floor(10.5)

fromでモジュール名称略

モジュール中の関数をインポートし、モジュール名を省略できる。

from 関数名 import モジュール名

関数名()

例:mathモジュールのfloor関数をインポートし使う

from math import floor

num = floor(10.5)

__main__

関数やクラスを記述したとき、そのファイルを実行しているのか、それとも他のファイルからインポートされているのかを判定するのが __name__ 。

__name__には現在のこのファイルのモジュール名が入る。これが__main__のときにはこのファイル自体が実行されている。

if __name__ == "__main__":
	このファイルが直接実行されたときの処理

例外

例外=エラーのこと。

try:
    y = input("数を入力:")
    num = int(y)
    print(num*2)
except ValueError:
    print("数を入力してください")

上の例はint関数で数値に変換する。このとき文字列が入力されて変換できないときなどにエラー(例外)が発生する可能性がある。例外が発生したときのエラー処理を行う部分をexceptに書く。exceptの後には例外の種類(ValueError)を書く。

try:
    y = input("数を入力:")
    num = int(y)
    print(num*2)
except ValueError as e:
    print("数を入力してください",e)

as e で例外情報の入ったインスタンスをeに取得できる。

例外の種類

例外を発生させる

例外を発生させるには raise命令

型ヒント

Pythonは動的型付けなので変数・関数にデータ型は無い。

しかし、解析ツールのヒントとして書くことが出来る。

VSCodeのPylanceでは型ヒントを元にエラー表示が可能。ただし、実行エラーにはならない。

変数の型ヒント

num:int = 10
moji:str = 'abc'

関数の型ヒント

# 引数 num1 int型
# 引数 num2 int型
# 戻り値 str型

def func(num1:int,num2:int) -> str:
    return str(num1 + num2) + "円"