JSプログラミング最初の一歩 JavaScript

変数を使った計算

変数は計算に使うこともできます。

まず、計算結果を入れる「入れ物」として変数を使ってみましょう。

kotae = 3 + 5;
alert(kotae);

3+5の計算結果をkotaeという変数に代入しています。このように代入するときに右辺に計算式を書くことが出来ます。計算結果は変数kotaeに入るので、それを表示しています。

答えだけではなく、変数自体を計算式に組み込むことも可能です。例えば、三角形の面積を求めるプログラムを作るとします。底辺が6,高さが4の三角形の面積を求めましょう。三角形の面積を求める公式は 底辺×高さ÷2ですね。

 teihen = 6;
 takasa = 4;

 menseki = teihen * takasa / 2;

 alert(menseki);

まず、変数 teihen に6を入れました。次に変数 takasa に4を入れました。そして、teihen * takasa / 2 という計算をして、結果を menseki という変数に入れました。それを alert で表示しています。
このように、変数を使うと、公式そのままのプログラムを作ることが出来、わかりやすいプログラムになります。そして、底辺や高さを変えて計算したいときには、それを書き換えてやれば違う三角形の面積を求めることも出来るわけです。

問題4-3
変数に円の半径を代入し(たとえば10)、その円の面積を求めよう。
なお、円の面積を求める公式は 半径×半径×円周率(3.14)です。