コメント
プログラムが長くなってくると、その行で何をしているのか、ということをメモしたくなってきます。それを出来る機能が「コメント」です。コメントはプログラムの中に書いておくメモのことで、その部分はプログラムの実行時には無視されますコメントは積極的に書いておくことをおすすめします。
JavaScriptではコメントはスラッシュ2つ // を書いたところから行末までがコメントと見なされます。先ほどのプログラムにコメントを入れてみましょう
// 三角形の面積を求めるプログラム teihen = 6; // 底辺 takasa = 4; // 高さ menseki = teihen * takasa / 2 // 底辺×高さ÷2 // 面積を表示する alert("面積は" + menseki + "です");
このようにコメントを入れました。最初の行には何をするプログラムかを書いてみました。そして、変数に値を代入しているところに、何の変数なのかを書いています。その後も各行にコメントをつけてみました。
なお、この方式は1行ごとにしかコメントを付けることが出来ませんが、複数行のコメントを書く方法もあります。それは、/* から */ までの間にコメントを書く方法で、例えば、以下のように書くことができます。
/* -------------------------------- 三角形の面積を求めるプログラム 2009年製作 ---------------------------------- */ teihen = 6; // 底辺 takasa = 4; // 高さ menseki = teihen * takasa / 2 // 底辺×高さ÷2 /* 面積を表示する */ alert("面積は" + menseki + "です");
このようにコメントをつけると、その行で何をやっているのかがよくわかります。また、不必要なプログラム部分をコメントにして、実行しないようにすることも出来ます。わかりにくいところ、後から見直したら何をやっているのか忘れそうなところにはコメントをつけておきましょう。