プログラムを書こう!
では、実際にJavaScriptを使って、プログラムを書いてみましょう。まずは、画面に「Hello!」という文字を出して見ましょう。といってもプログラムはいったいどこに書けばいいのでしょうか? プログラムは普通「テキストファイル」で書かれます。これは多くのプログラミング言語で共通なことです。「テキストファイル」とは、文字だけのファイルのことで、Windows付属のソフトで言えば「メモ帳」で作ることが出来るファイルのことです。
ということで、早速「メモ帳」を起動しましょう。スタートボタンを押して、[すべてのプログラム]から[アクセサリ]-[メモ帳]で開くことが出来ます。
なお、自分で使っているテキストエディタを持っている人はそれを使ってもかまいません。この際ですからインターネットなどからオンラインソフトのエディタを入手してもよいでしょう。
「メモ帳」あるいは「エディタ」を起動したら、そこに以下のように入力してください。
<HTML> <BODY> <SCRIPT type="text/javascript"> alert("Hello!"); </SCRIPT> </BODY> </HTML>
注意するところは全て半角(日本語IMEがOFFの状態)で入力することです。プログラムは基本的にどの言語でも半角で書きます。
書いたらファイルを保存します。保存するときに拡張子を html にしてください。例えば、test.html というファイル名にします。保存するフォルダはどこでもかまいません。My Documentsでもいいですし、あるいは専用のフォルダを作ってもいいでしょう。ただし、保存したフォルダがどこだったかはよく覚えておいてください。
保存したら、マイコンピュータを開いてください。そして、そのファイルを見つけ、ダブルクリックします。そうするとブラウザ(Internet Explorer)が起動し、以下のようなバーが上部に出ると思います。

このバーの上でクリックし「ブロックされているコンテンツを許可」を選びます。そうすると「セキュリティの警告」という画面が出ますので「はい」を押します。これでJavaScriptが実行され、ブラウザに「Hello!」と出てくるはずです。
