JSプログラミング最初の一歩 JavaScript

変数とオブジェクト

今まで変数には数値データや文字データを入れてきましたが、JavaScriptではオブジェクトそのものを変数に入れることが出来ます。オブジェクトというのは、プロパティとメソッドを持ったプログラムの単位です。プロパティというのはそのオブジェクトが持つデータを表し、メソッドはそのオブジェクトが持つ機能(関数)を表します。

今までにはdocumentやMathなどのオブジェクトが出てきましたが、実は配列もオブジェクトです。配列は以下のように宣言していました。

var hairetu = new Array(4);

varは変数の宣言ですが、では、その後の new Array(4) というのは何でしょうか?

まず、new という命令はオブジェクトを作り出すための命令です。その後にどのようなオブジェクトを作りたいか、その名前を書きます。配列の場合、Arrayという種類のオブジェクトを作り出すことで配列オブジェクトが出来るわけです。Arrayを作り出すときに、データを与えることが出来、そこで4という整数一つを渡してやると4個の要素を持った配列が出来る、というわけです。

このようにJavaScriptではあらかじめ定められた種類のオブジェクトを作り出すことが出来、そのオブジェクトを使うことでいろいろなことが出来ます。