JSプログラミング最初の一歩 JavaScript

合計を取る

for文を使うといろいろなことが出来るようになります。たとえば数値の合計です。
1から10までの値をすべて合計する、という問題を考えてみましょう。この場合、1+2+3+4+5+6+7+8+9+10 をするわけです。答えは55になります。もちろん、このような計算式を書いても答えは求まりますが、そうではなくfor文を使ってみましょう。

まず、答えを求めるための変数 sum を宣言し、その中身に0を代入しておきます。そして、その変数sumに1から10までを足していきます。

sum = 0;
for( i=1 ; i<=10 ; ++i )
{
	sum = sum + i;
}
alert( sum );

for文のカウンタ変数iは最初は1です。sumは最初は0ですから0に1を足して、答えをsumに入れますので、sumは1になります。次にカウンタ変数は2になります。sumは1ですからこれに2を足してsumは3になります。このようにして、sumに1から10まで値が次々に足されていきます。

sum	i	足した後のsum
0	1	1
1	2	3
3	3	6
6	4	10
10	5	15
15	6	21
21	7	28
28	8	36
36	9	45
45	10	55

最終的に sum は55になるわけです。



問題7-6
1~30までの奇数の合計を表示してみよう(答えは225)。