カード型データベース TCARDヘルプ
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TCARDの基本コンセプト
TCARDは、もともと簡単なデータ整理ツールがほしい!というところに始まりました。
とにかくデータを検索したり、ソートしたり出来ればそれで良い、と思った私は、データ形式をCSVにしました。なぜなら、CSVが一番簡単なデータ形式だと思ったからです。わざわざ独自の形式を作るのは面倒でしたし、項目毎に属性なんていらない、と思ったからです。
そのため、とりあえず、CSV形式ファイルのエディタみたいな感じで作ろうと思いました。最初は、検索、ソートなどの簡単な機能のみを搭載したソフトになりました。
これをNiftyで公開すると、データベースに詳しい方から様々な要求をいただきました。それらを一つずつ実現させていき、TCARDは結構データベースらしくなってきました。
また、外部ソフトの連携やBMPファイルのカタログ化機能など、既存のデータベースには無い機能も取り入れてゆき、市販のデータベースとは違う新しいソフトとしての方向性を歩みはじみました。
このころ、僕がTCARDを使って何をやっていたかというと、一番の用途は仕事用の簡単なデータベースを作ることでした。仕事をやっていると、よく箇条書きにまとめたいものが現れます。しかも、これらの要素を並べ替えてみると、いろいろなことが見えてきたりします。
こういう簡単なデータベース(項目が2、3で、カード数も10ぐらい)は、手軽に作れて、手軽に参照できなくてはなりません。多くの人は、こういうデータはエディタなどでテキストファイルとして管理しているのではないでしょうか? しかし、僕はそれらをTCARDで管理していました。すると、エディタには無いソート機能が効いてきます。各項目でソートしてみると、意外な結果が見えたりするものです。
こういう用途は考えてみると、今までの意味でのデータベースではありません。既存のデータベースがワープロだとすると、TCARDはエディタみたいだといえるでしょう。
そう、TCARDの基本コンセプトは「エディタみたいなデータベース」です。軽くて素早い、参照も簡単、そういうデータベースをTCARDは目指します。
以下、2001/03/18追加
TCARDも高機能になってきましたが、以前「エディタみたいなデータベース」という基本コンセプトは変わっていません。
しかし、もう一つのコンセプトとして「DOS時代のようなカード型データベースの実現」というテーマも最近は持っています。DOSの頃を知らない人が多い昨今ではあまりピンと来ない方も多いか、と思いますが、過去には個人で使えるカード型データベースソフトというのはかなりの種類が出回っていました。市販ソフトも数多く選ぶのに苦労したほどです。
しかし、最近のWindows環境ではカード型データベース自体が非常に少なくなってしまいました。ほとんどのデータベースソフトはリレーショナルで素人には難しく、プロ向けといった感じがします。個人でちょっとしたデータベースを作りたい、という欲求を満たすソフトが無くなってしまったわけです。
TCARDはそのような個人でデータベースを作りたい人向けの汎用的なソフトとして従来のごく簡単なデータベース機能に加えて、項目ごとに様々な設定が出来たり画面を編集できたりするようなある程度高度な機能も追加していきたいと思っています。