カード型データベース TCARDヘルプ
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外部リンクでパラメータ設定
HTML出力および検索CGI作成時に外部リンク項目を既存項目に付け加えることが出来ます。このとき、リンク先にカードの内容をパラメータとして渡すことが可能です。
これは以下のような利用法を想定しています。
TCARDで作成したHTML(検索CGI)からリンクをクリックし・・
・送信フォームに自動的にそのカードの内容が入る
・検索エンジンで自動的に検索する
・ショッピングカートに商品を追加する
etc..
さまざまなCGI・検索エンジンとの連携が可能です。たとえば送信フォームでは当社ソフト「送信フォームメイカー」との連携が可能となります。TCARDで作成したHTML/検索CGIをクリックすると「送信フォームメイカー」で作成した送信フォームの各項目に自動的に内容が入ります。
■具体的機能
具体的にはHTML出力・検索CGIでカード毎に以下のようなリンク先を作成する機能です。(リンク先URL)?NAME=内容&NAME=内容・・
リンク先URLの後に ? を付け、パラメータ名 = カードの内容 を付けます。
パラメータが複数ある場合には、 & でつなげます。
たとえばCGIのURLが http://xxx.com/xxx.cgi、パラメータ名が「shouhinmei」のとき、以下のようになります。
http://xxx.com/xxx.cgi?shouhinmei=内容
内容の部分は各カードの項目内容です。カード毎に異なるリンク先になります。
このリンク先は他の項目と同様に(別項目として)付加されます。
■手順
1.あらかじめフォーム側(CGI側)のパラメータ名(NAME)を確認しておく
TCARDから見てリンク先に当たるCGIでどの項目に内容を設定するのか、その項目のパラメータ名は何なのかを確認しておきます。送信フォームメイカーでは項目をダブルクリックすることで NAME の項目があり、その名前です。これはフォームのHTMLで言えばINPUTタグのNAME属性になります。
その他の例で言えば、たとえばGoogleの場合、以下のようなURLで検索を行います。
http://www.google.co.jp/search?q=検索語
このとき q に当たるのがパラメータ名になります。
2.TCARD側でリンク先パラメータを設定
TCARDでリンク先パラメータを設定します。[ファイル]-[エクスポート]-[HTML]の各保存形式の「外部リンク設定」で可能です。主要項目の内容を簡単に説明します。
URL:リンク先のURLです。 http://www.google.co.jp/search の部分になります。
リンク項目のタイトル:リンクが入る項目のタイトル(名前)となります。
リンク文字列:この文字列にリンクが設定されます。全カード共通です。
パラメータ:パラメータとして渡したい項目にNAMEを設定します。たとえば、Googleの例で言えば検索語としたい項目にNAMEとして q を設定します。
詳細は、HTML出力-外部リンクを見てください。
OKを押すとHTMLが生成されます。
■例1:Googleリンク設定
TCARDで作成したHTMLにGoogleで検索するリンクを加えることを想定した例です。
TCARDのデータは、書籍データベースとして「書名」項目でGoogle検索をする項目つきのをHTMLを作成するとします。
1.データを開き[ファイル]-[エクスポート]-[HTML]-[表・カード形式で保存]を選択します。
2.まずはHTMLに必要な項目を設定します。「ファイル」で「HTMLファイル名」を設定、「一覧表項目」「カード項目」で必要な項目をチェックします。
3.「外部リンク設定」で以下のように設定します。
URL:http://www.google.co.jp/search
リンク項目のタイトル:Google(何でも良い)
リンク文字列:検索する(何でも良い)
外部リンクを付けるページ:一覧・カードの両方(初期設定のまま)
文字コード:UTF-8
パラメータ:「書名」の項目を選択、設定ボタンを押し、「q」 を入力
4.OKを押しHTMLが作成されます。Googleの欄の「検索する」をクリックすると書名の内容で検索されます。
■例2:送信フォームメイカーとの連携
当社ソフト「送信フォームメイカー」との連携例です。TCARDで出力したHTMLからリンクをクリックすると送信フォームメイカーのフォームにとび、そのフォームの指定項目に自動的に内容が入ります。
今回は商品一覧をTCARDで作成、注文フォームを送信フォームメイカーで作成します。TCARDからのリンクをクリックすると注文フォームの商品名と価格に自動的に値が入るようにします。
1.まずは送信フォームメイカーで注文フォームを作成します。このとき「商品名」と「価格」の項目の「NAME」を確認しておきます。NAMEは項目をダブルクリックすると確認できます(注:NAMEを設定できるのはテキスト項目だけです)。NAMEは自分で設定可能なので今回はNAMEを自分で設定することにします。商品名は「shouhin」、価格は「kakaku」とNAMEを設定しました。また、「フォーム」は「CGIファイルで作成」を選択してください。この時、フォームのファイル名は指定したファイル名に「form.cgi」を追加したものになりますのでご注意下さい。たとえばファイル名に「order」と入力すると、「orderform.cgi」がフォームのファイル名です。の時点で作成・アップロードして動作を確認できます。
2.TCARDで商品一覧となるデータを開き[ファイル]-[エクスポート]-[HTML]-[表・カード形式で保存]を選択します。「ファイル」で「HTMLファイル名」を設定、「一覧表項目」「カード項目」で必要な項目をチェックします。
3.「外部リンク設定」で以下のように設定します。
URL:送信フォームメイカーで作成したフォームへのURL。上の例では「orderform.cgi」です。
リンク項目のタイトル:注文(何でも良い)
リンク文字列:注文フォームへ(何でも良い)
外部リンクを付けるページ:一覧・カードの両方(初期設定のまま)
文字コード:シフトJIS
パラメータ:「商品名」の項目を選択、設定ボタンを押し、「shouhin」 と入力。「価格」の項目を選択、設定ボタンを押し、「kakaku」と入力。
4.OKを押しHTMLが作成されます。注文の欄の「注文フォームへ」をクリックすると送信フォームに飛び、商品名と価格のところに一覧で選択した商品名が入っています。