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ファイル形式(csv)


TCARDのデータファイルはCSVファイルです(Ver5よりxmlにも対応、Ver6よりTAB区切り形式にも対応)。

なお、ここではCSVファイルと書いていますが、新規作成時の拡張子は、初期設定で tcsvになります。これは、Excel等他のアプリケーションでも使われるcsvと競合を避けるためで、内容的にはCSVです。なお、拡張子は、[オプション]-[設定]の「ファイルの設定」の「ファイル保存時の基本拡張子」で設定できます。

注意:TCARDのデータはCSVだけではなく、項目のプロパティファイル(.tcv)を合わせた二つのファイルです。ファイルをコピーする場合、両方のファイルをコピーする必要があります(項目のプロパティもコピーしたい場合)。


TCARDのCSVファイル(TCSVファイル)は、一般的なCSVファイルであり、Excel等他のソフトで読むことが可能です。

TCARDのCSVファイルとは?


一口にCSVファイルと言ってもいろいろバリエーションがあります。そこで、TCARDが対応しているCSVファイルの形式を以下に示します。

・一行目に項目名を指定する
(ただし、[オプション]-[設定]で「一行目を項目カードとしない」をチェックすれば、一行目に項目名を指定しなくてもかまいません)
・各項目がカンマで区切られている
・1レコードが1行である(レコードとレコードの間が改行で区切られている、ということ)
・各レコードの最後には必ず改行がある。
・項目ごとのダブルクォーテーション("")はあっても無くても良い(ただし有りを強く推奨)。
・項目内の"は二重に記述する

具体的には以下のようなファイルです。

"名前","住所","電話番号" ←項目名(なくてもよい)
"古原 伸介","神奈川県横浜市","045-000-0000" ←ここからデータ
"熊本 タロウ","熊本県熊本城","096-000-0000"

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項目の内容をダブルクオーテーション("")で囲んでいない場合、項目内容にカンマを含めることが出来ません(カンマは区切り文字とみなされる)。

また、1行の大きさの制限はありません。
項目名の項目数とデータの項目数が違う場合は、データの項目数は項目名の項目数にあわせます。

この形式から分かるとおり、本来CSVファイルでは項目内に改行を含めることが出来ません(一行一レコードですから・・)。そのため、TCARDでは改行を特別な文字コード(文字コード01、02)に変換して保存しています。これはTCARD独自仕様なので、他のソフトで読むと項目内の改行が文字化けして表示されるか、何も表示されない、ということになります。

注:Ver5.60からMicrosoft CSV形式での保存をサポートしています。これは改行コードを01、02に変換するのではなく、Microsoft Excelのように単に改行しています。この形式で保存することにより、改行についてもExcel等と互換をもたせることが可能です(ただし、若干ですが読み込み速度が遅くなります)。

なお、項目内の " については "" に変換されます。例えば a"a という文字は a""a になります。これにより、項目内にも","など区切り文字を書くことが出来ます。

項目のプロパティファイル(tcv)


csvファイル以外に項目のプロパティを設定した場合には項目のプロパティファイルも生成されます。
詳しくは項目のプロパティファイルを見てください。


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